乾燥肌 遺伝

秋や冬になると、つい掻きたくなってしまうほど肌が乾燥してしまう乾燥肌の方・・・親や兄弟も同じような症状が出ていると「遺伝なのかな」と思ってしまいますね。

でも、実は「環境」によるものが大きいかもしれないということが分かりました。

一度、家族や自分の生活習慣や生活環境を考え直してみませんか?

乾燥肌に遺伝はあるのか

小さな頃から乾燥肌やアトピーに悩まされていると「生まれつき」と思ってしまいます。確かに先天性のアトピーを持っている方の中には、遺伝的要素で生まれつきの乾燥肌の方もいます。が、それはわずかな割合なのだそうです。

肌のバリア機能を調節する遺伝子は「フィラグリン」といい、この遺伝子に異常があると乾燥肌になると言われています。この遺伝子に異常がある人はアトピー患者の中では3人に1人なのだそうです。

逆に言えば、アトピー患者の中でも3人に2人は遺伝子に異常はなく、正しいケアや治療によって症状が治まったり緩和されたりするということです。

「乾燥肌に遺伝は関係ない」とは言えませんが、やはり生活を見直すことで改善できる可能性は高いと思われます。

生活習慣・環境を見直してみよう

では、普段の生活の中でどのような点に気をつければよいのかを見ていきましょう。

肌の新陳代謝のリズムを整える

ターンオーバーとも言われる「肌の新陳代謝」。20歳の方だと約1ヶ月で新しい皮膚が古くなって剥がれ落ち、また新しい皮膚が出来るということを繰り返します。

ですが、年齢を重ねることでこのサイクルが長くなりがちになります。年齢だけが原因ではなく、睡眠不足などの不規則な生活習慣や、偏食といったものにも影響されています。

健康な肌をしっかりと一定のサイクルで作り出すためには、睡眠が重要だとされています。質の良い睡眠をしっかりととるようにしましょう。

皮脂膜を作る

肌には、自分が分泌した皮脂と水分(汗)を混ぜ合わせて皮脂膜を作る働きがあります。皮脂膜は外部からの刺激から肌を守ってくれています。

洗浄力の強い洗顔料などを使うと、必要な皮脂まで奪ってしまったり、その反動で肌が必要以上に皮脂を分泌したりすることになります。

適度な皮脂量と水分をキープして、皮脂膜をしっかりと作れるようになりましょう。

刺激は禁物

乾燥肌にとって刺激は禁物です。既に、しっかりと泡立てた洗顔料で優しく洗っているという方、多いかもしれませんね。

では、洗顔に使っているお湯の温度は何℃くらいでしょうか?

実は、熱すぎるお湯(40℃以上のもの)は肌の皮脂を落としてしまう上に、肌にとっては最大の刺激となってしまいます。32~35℃程度の「ぬるま湯」ですばやく洗顔するようにしましょう。

上記の点に気をつけた生活をしていると、少しずつながら肌が改善していくのが分かります。「乾燥肌は生まれつき」とあきらめず、丁寧なケアをしていきましょう。